当院で使用しているホホバオイルについて
当院で使用しているホホバオイルとは??
◎人間の皮脂の成分と同じ
ホホバオイルとは、メキシコやアメリカ南部で栽培されるホホバという植物の種から採られる油です。
乾燥した過酷な土地で生き延びるために、ホホバの木は地中深くに根を張り、表皮をロウ状の物質で覆って内部の水分を蓄えるのだそうです。
ホホバオイルの主成分は、「ワックスエステル」という人間の皮脂にも含まれる成分。
人間の皮脂の20%以上はこのワックスエステルという成分であり、肌の水分や弾力を守る大切な役割を担っています。
同様に砂漠で育つ植物から採られるオイルにアルガンオイルがありますが、
このワックスエステルを多量に含む植物は、世界でもホホバだけです。
灼熱の気候から自らを守るその力で、お肌を乾燥から守ってくれるそうです。
他の植物油脂と違って「ワックス(ロウ)」なので酸化安定性が高く、劣化の少ないオイルとして知られています。
栄養豊富でニキビにも◎
ニキビを治すには、詰まった皮脂を取り去ること、お肌のターンオーバーを整えること、潤いをしっかりと守ることなど、さまざまな要素が必要になります。
実は、これらをすべて兼ね備えているのがホホバオイルなのです。
ホホバオイルには天然トコフェロール、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE(抗酸化作用・血流促進)などの栄養分が豊富に含まれています。
また、ホホバオイルに含まれるエイコセン酸という成分に抗炎症作用があり、詰まった皮脂を取り去るクレンジング効果もあるためニキビにも大変効果的です。実験でも、ホホバオイルの塗布により炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の減少が認められたそうです。ホホバオイルに多く含まれるビタミンEには新陳代謝をよくする効果があると言われ、すでに出来てしまったニキビ跡のケアにも有効です。さらにホホバオイルはお肌を保護し、潤いをしっかりと守ってくれますので、乾燥が原因のニキビにも効果が期待できます。
◎抗菌作用
また、ホホバオイルには抗菌効果があるそうです。すべての菌に有効というわけではありませんが、サルモネラや大腸菌感染、カンジダを引き起こす可能性のある細菌や真菌に対して有効であると言われています。
◎紫外線A波のカット
地表まで降り注ぐ紫外線には『A波』と『B波』があります。この紫外線A波は、化粧品のUVカット機能では『PA』が、ダメージを低減させるレベルを表しています。
どちらがどちらかわからなくなるため整理します。
紫外線A波・・・肌を乾燥させたり、弾力を失わせてシワを作ったりする方の紫外線。
紫外線B波・・・シミを作ったり色黒にする方の紫外線。
ホホバオイルは完全に日焼け止めの代用品にはなるわけではありませんが、
紫外線A波であれば、数時間はダメージを低減させる事ができるのです。
紫外線がA波だけであれば、ホホバオイルは日焼け止めの代用品として利用する事ができます。
◎敏感肌や赤ちゃんにも使える
アトピーの方の肌は皮脂の分泌が少なく、肌が乾燥した状態になりやすいという特徴があります。
そのような状態の肌には、人の皮脂にも含まれる「ワックスエステル」を多量に含むホホバオイルが役に立ちます。ワックスエステルを補うことで、肌を柔らかくし、水分の蒸発を防いで乾燥や刺激からお肌を守る力が強くなるのです。ホホバオイルでアトピーを治せるわけではないのですが、使用法によっては健康的な肌を維持するのに効果的です。また、ほとんどのホホバオイルには防腐剤などが含まれていないため、アトピーやニキビのケアだけでなく赤ちゃんのベビーマッサージに使用するのにもぴったりです。
<引用>
http://it-kaden.com/foundation/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%83%9B%E3%83%9B%E3%83%90%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%AE%E4%BB%A3%E7%94%A8%E5%93%81%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%83%80%E3%83%A1
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