【三宮もりの鍼灸治療室】鬱証、ヒステリー、神経症の原因別治療法と中薬

こんにちは!三宮もりの鍼灸治療室、院長のもりせです。

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新型コロナウイルス問題により、世間の不安が高まる中、まだ若い命までもが失われました。

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そこで、今回は自宅ですぐ出来る家族に使える鬱の原因別治療法と、使える中薬をお伝えしたいと思います!

これは、鬱病や、軽症なら情緒不安定、ヒステリー、更年期抑うつ症にも使えます。

これには精神治療が極めて重要ですが、適切な治療と養生を行うと多くの予後は良好ですのでご安心ください(^^)

あなたも家族の希望の光になりましょう!!

(よければシェアして、周りの皆さんにもお伝えしてあげて下さい!)

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その他の皆様も、もし良ければ参考になさってください。

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鍼灸治療と併せて使うと効果抜群ですが、それが出来ない場合でもちゃんとバッチリ合っていれば薬だけでも効果あります。

(適当にはダメですよー!きちんと特徴などの証を見てくださいね。)

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①肝気鬱結による鬱病

主な症状:精神抑うつ、情緒不安、よくため息をつく、胸や脇のハリ、痛みのある位置が変わる、胃のあたりのつかえ感、食欲不振、げっぷ、嘔吐、便の状態が悪い。

このタイプだと、お腹がはったり、げっぷが多くなったり、胸や脇のハリ(いつも同じところが痛い)が原因の場合が多い。

治療法:肝気を流し、気を交通させ、胃腸を整える治療法が有効。(運動の種類なら、マラソンなどの汗を多くかくタイプの全身運動やストレス発散がオススメ)。香りを嗅いで、脳にダイレクトに働きかけながらアロマの経皮吸収も出来るアロママッサージと鍼がとても有効。ストレスを流すために、太衝のツボをぐりぐりと押すのも良い。

中薬:柴胡疏肝湯(さいこそかんとう)

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②気鬱化火による鬱病

主な症状:イライラしやすい、怒りっぽい、胸や脇の腸満、吐き気、喉が渇きやすい、口が苦い、便が硬い、頭痛、目が赤い、耳鳴り、食欲はある

治療法:肝気を流し、胃の熱をとる治療法が有効。香りを嗅いで、脳にダイレクトに働きかけながらアロマの経皮吸収も出来るアロママッサージと鍼がとても有効。

(運動の種類なら、マラソンなどの汗を多くかくタイプの全身運動やストレス発散がオススメ)

ストレスを流すために、太衝のツボをぐりぐりと押すのも良い。

中薬:丹梔逍遥散左金丸(たんししょうようさんごうさきんがん)

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③気滞痰鬱による鬱病

主な症状:喉の異物感、または梗塞感、胸苦しさ、息苦しさ、脇痛

治療法:楽しいことを考えて、笑って発散、アロマによる足湯をして胃腸を整えることがオススメ。(運動の種類なら、マラソンなどの汗を多くかくタイプの全身運動やストレス発散がオススメ)

ストレスを流すために、太衝のツボをぐりぐりと押すのも良い。

中薬:半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

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④心神失養による鬱病

主な症状:精神不振、情緒が激しく動きやすい、悲しんだり泣いたりする、あくびをする、不眠も合併しやすい。

治療法:これは強い感情の反復や、パソコン作業のしすぎ、考えすぎ、外傷による出血により起こるので、パソコンやスマホを見る時間を減らして、足湯して、食事をバランスよく摂り、よく睡眠をとる。

(運動の種類は、筋トレや短距離走などの汗をあまりかかないものが望ましい。)

中薬:甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

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⑤心脾両虚による鬱病

主な症状:よくくよくよする、臆病になる、動悸、不眠、物忘れ、めまい、顔色が冴えない、食欲不振

治療法:これはさっきのと似てますけど、これは強い感情の反復や、パソコン作業のしすぎ、外傷による出血、悩みすぎや考えすぎにより起こるので、お笑いなどを見せたりして気を緩めてあげる(笑わせてあげる)ことも治療になります。瞑想したり、胃腸を良くする足湯も有効。

(運動の種類は、筋トレや短距離走などの汗をあまりかかない運動が望ましい。)

中薬:帰脾湯(きひとう)

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⑥陰虚火旺による鬱病

主な症状:めまい、動悸、不眠、胸のザワザワ、月経不順、怒りっぽい

治療法:これは陰が足りないことによって起こるので、陰を取れるものを取らせてあげることが大切。貝類や、野菜類など摂ると良い。陰を傷つけるタバコや、温熱性の薬の服用、塩辛いもの、怒ること、房事は控えること。

治療法:(運動の種類は、筋トレや短距離走などの汗をあまりかかないものが望ましい。)

中薬:滋水清肝飲(じすいせいかんいん)

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他にもありますが、だいたいこの6つに分けられます。

注意すべきポイント・コツは、

上の①~③は実証なので脈が強い。鍼治療にはやや強い刺激が必要。

④~⑥は虚証なので脈が弱い。鍼治療も弱刺激で行っていく必要がある。

虚実が同時に存在することがほとんどなので、お体の状態に合わせて無理のない治療がとても大切になってきますが・・・。

きちんとした見極めが必要です。

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ストレス流す太衝のツボはこちらです!↓

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