【三宮もりの鍼灸治療室】今年も一年ありがとうございます!

皆さん、こんにちは!もうすぐ2022年も終わりですね。

今日はなんとなく昔に立ち返って、たわいもない思い出話をします!

大学生になったばかりの頃の私は、もっと自分に自信がなく、挫折を味わうどころか挫折しかなく(笑)

苦労して入った大学の学部の勉強内容も難しく、周囲の人が優秀だったこともあり、いつも成績は下から数えた方が早く、何度もギリギリで単位を取らせてもらう、落ちこぼれといった言葉が近いようなものでした。

単位を取るのに最も難関とされた有機化学の授業の問題が解けず、

「こんな問題すら解けないなんて、チンパンジー以下じゃない?」

留年した先のひとつ下の学年の女の子からコソッと言われた言葉がいまだに胸に刺さっています(笑)

すごく辛かったのですが、言い返すこともできず、ただ笑うしかありませんでした(笑)

今なら、解ける方が頭良すぎて心おかしいんじゃない?とチンパンジーポーズしながら言い返すと思いますが(笑)

大学時代に働いていた歯科医院でも怒られることばかりで、「お前は無能だから、ただ笑顔で挨拶さえしておけばいい」そんなふうに先生から言われたこともありました。

だから、ただ笑顔で挨拶することと、患者様一人ひとりのことを覚えて明るく接することを必死に頑張りました。

今のわたしなら、そんなモラハラ言ってるからいつまでも社員が安定せず求人広告料かかり続けるんじゃない?と笑顔で言い返すと思いますが(笑)

そんなこんなで、わたしには何もないと思っていたので、大学を出たら何が出来るのだろうか?一体わたしを雇ってくれるところなんてあるのだろうか?

ただそんな風に不安に思っていました。

でも、そんなある日、ひとつだけ願いを叶えに来てくださるお地蔵さんがいらっしゃるという、京都の鈴虫寺(華厳寺)にお願いごとをしにお参りしました。

「一生涯、人の役に立ち、誇りを持ちながら楽しんでできる仕事がしたい!」

人の役に立つこと、人を笑顔にすること、またお会いしたいと思いあえる方々と出会える仕事を手に入れること、そんな願いを込めました。願いごと、ひとつになっていませんが(笑)…

今では

「おかげさまで良くなりました!ありがとうございます」

「先生に出会えてよかったです」

「これからも末永く、私の体をお願いします。」

こうして患者さま方から、そんな言葉を頂戴するたびに涙が溢れそうになります。生きていて、こんなにも嬉しいことはないです。

そうして、もっと人の役に立ちたい。笑顔が見たい。明日もまた皆さまに会いたい。そう思えます。

明るさしか取り柄のなかったこんな私に、今までもこれからも、ずっと夢を見させ続けて下さり、患者さまには本当に本当に感謝しております。

お地蔵さまにも感謝ですね(笑)

私が皆さまに夢を見させていただいているように、私も皆さまに魔法を見せたいです。鍼灸は本当に魔法のよう。やり方次第であらゆる不調を取り去って、生きる活力を与えてくれます。

手術直前だった坐骨神経痛の患者さま。

事故後、歪斜舌(脳卒中手前にあらわれる舌)であちこちにしびれも出ていた患者さま。

うつ病と診断され、家に籠りきりだった患者さま。

そんな重篤な症状から、その他倦怠感やのどの痛み、咳などといった地味だけど辛い不調まで。

みんなみんな、緩解しています。これは本当にすごいことで、日に日に鍼灸は無限の可能性を秘めていると実感しています!

そんな鍼灸を広めるべく、今年中に院内をプチ改装して、新年度は心も新たに技と魂を磨いて大好きな患者さま方をお待ちしたいです。来年度もどうぞよろしくお願いいたします!

愛をこめて!

三宮もりの鍼灸治療室 森瀬

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